後悔や不安、不満をポジティブエネルギーに変えてしまう方法をお伝えしています。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当分は対面カウンセリングの代わりに、
オンラインカウンセリング(ZOOMを使用)を行います。
イライラする、その本当のわけは・・・
「イライラしちゃうんです。」というご相談者がいらっしゃいました。
ご相談者のお住まいの地域では、自治会で班を組んで、
定期的にゴミ収集所のお掃除をしているんだそうです。
「その当番に、必ず遅れてくる人がいるんです。
掃除が終わる頃にやっと現れるんですよ、
それも、毎回必ずなんです!」
ご相談者は、
「時間を守りなさいよ!
他の人はみんな、ちゃんと時間通りに集まっているのよ!」
と言ってやりたいが言えないので、イライラするとのことでした。
ご相談者は、ルールとか公平性とかについて
お話しになっていましたが、
本当に言いたいのは、
「時間を守って」ではなく、
「あなたってずるい!」ということだと気づかれました。
「時間を守ってください。」ということは頭で考えた内容ですが、
「あなたってずるい!」というのは感情です。
ご相談者は、いつも温和な方で
普段は、決して人前で感情をあらわにすることは無いということでした。
でも、カウンセリングの場では安心して言いたいことを言って良いし、
言いたくないことは言わなくて良いのです。
いったん、感情をあらわにされると、ご相談者の口から
次々と言葉が出てきました。
「私だって、掃除当番が楽しくてやっているわけじゃない。
それに、他の人はどうか知らないが、
私は、らくらく当番をこなしているわけではない。
当番の時間を作り出すために、
お弁当作りとか洗濯とか、朝の家事の手順を変えて、
私としては、ちょっとムリをしているのだ。」
「ムリをするという犠牲を払っているのは、高く評価されるべきだ。」
ご相談者は、自分では認めたくなかったのですが、
実はすごく怒っていました。
さらに、遅刻女性に対してだけではなく、
掃除当番の他のメンバーに対しても
腹を立てていました。
ご相談者の頭のなかでは、
遅刻女性とそれを止めない他のメンバーは、ぐるでした。
「なぜ彼女だけ許されるのか。」
「ずるい人を許しているのは、
頑張っている私をないがしろにしていることだ。」
「いつも私だけ損をしている。」
「世の中は不公平だ。」
ご相談者は、怒っていることを認めたくなくて、
代わりにイライラしていたのです。
掃除当番の遅刻は、長い間続いていました。
ご相談者は、
ずっと不満だったのにもかかわらず、
一度も話題にしたことは無かったとのことでした。
「どう思っていたのですか?」と訊いてみました。
「そのうち、遅刻女性が態度を改めたり、
他のメンバーが彼女に注意してくれるだろうと
思っていました。」
というのがご相談者のお答えでした。
「それは、言い換えると、
自分のイライラを自分以外の人が解決してくれるのを
待っていたということですか?」
と訊いてみると、
ご相談者は、心の深いところで、
次のように考えていたことに気づかれました。
「他の人が私のためになんとかしてくれるべきだ。
だって、不満があっても私には何も出来ないのだから。」
ご相談者には「私には何も出来ない」という思い込みがあるため、
不満があっても何も行動しない、
↓
待っていても不満は解消されない、
↓
その結果、イライラを溜め込む
というパターンを繰り返してきたということが分かりました。
ご相談者は、このパターンを壊すため、
カウンセリングで、ネガティブな思い込みを
ポジティブエネルギーに変えてしまうことを決断されました。
後悔や不安、不満をポジティブエネルギーに変えてしまう方法をお伝えしています。
あなたもお試しカウンセリングにいらっしゃいませんか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カウンセリングを試してみたいと思ったら、こちらをクリックして お試しカウンセリングをどうぞ。
(完全予約制です)